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令和3年11月5日 金曜日
パレスグランデール (山形市荒楯町)
やまがた舞子を育てる会 山形芸妓育成支援協議会
〜祝舞〜
〜大和楽 萩と月〜
〜大和楽 再祝四季乃色彩 II 〜
『白扇』 『庄内おばこ』 『酒田甚句』
かりがねに月も昔を思うらん 浮世がたりに 細りゆく 秋のともし火 いとわびて 落つる涙の 夜もすがら
軒端に すだく虫の音を 時雨とまごう八重むぐら 身にしみじみと 鐘の声 一つ家に 遊女も寝たり 萩と月
春の風は天にそよぎ 花の香は地に満ちて 空七色に明けそむる 人の世の運命は扇の裏おもて 悲しみも喜びも 恋も涙も背中合わせの舞扇
果てしなき絵筆の道は厳しくも 心さやかに歩むべし いま妄執の雲晴れて 光まばゆき花のあけぼの 光まばゆき花のあけぼの
水ぬるむ 五月の空も晴れ渡り 小田の たおやめ 手に早苗 拍子そろえて唄面白く 植えわたす 管笠に夕日は沈み すがすがと いつか早苗に宿る露 拍子そろえて唄面白く 田草とる
待てど暮せど こぬ人を 宵待草の やるせなさ 今宵は月も 出ぬそうな
花と見まごう 雪の散りしく 白銀の光かがやき野も山も 眺めつきせじ銀世界 色あでやかに咲く寒ぼたん
まばゆき弥生爛漫の 花は桜よ八重一重 恋に狂うて舞う花吹雪 花吹雪 花吹雪
今回で清元美多郎師匠が第一線から退くため、引き継ぐ菊弥から美多郎師匠に記念品の贈呈をおこないました。
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