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令和2年2月28日 金曜日
揚妻 (山形市緑町)
やまがた舞子を育てる会 山形芸妓育成支援協議会
流れる水に うつる雲 変幻自在 風となる 花の紫 葉のみどり 舞は命を輝かせ
めぐる日の春に近いとて 老い木の梅も若やぎてそろ しほらしや しほらしや 香り床しと まちわびかねて
さゝ啼きかける鶯の 来ては朝ねを起こしける さりとは気短かな 今帯〆てゆくわいな ほうほけきょうとい人さんじゃ
梅は咲いたか桜はまだかいな 柳なよなよ風次第 山吹きゃ浮気で 色ばっかりしょんがいな 柳橋から小舟で急がんせ 舟はゆらゆら波次第 岸からあがって土手八丁 吉原へごあんない
春は三島のおやしろさまの 鳥居くぐっておけいこへ 八重のこころも 一重にまとめ にぎおう座敷や花小路 可愛らしさの若ざくら
どんな舞台も花の舞台よ つらい稽古も結んでひらく 今日のおどりに心もおどる おいでよみてねみててよね 山形舞子の晴れ舞台
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