日時
平成28年2月26日 金曜日
場所
四山楼 (山形市七日町)
次第
演目
大和楽「寿」
千代に栄えよ 安き代は
寿ぐ春も 末広の
松の緑に 陽は昇り
翁おうなの 高砂は
栄え栄うる 友白髪
神の給える 冠なり
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めでためでたの安き代は
豊かな富は地にあふれ
黄金 たなびく 富士の山
鶴と亀とが 舞い遊び
千歳 末こそ めでたけれ
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大和楽一文字舞踊の一つでお祝に唄われております。
千代に栄えよと皆様の安富尊栄を祈るお唄のように思われます。本日は素の舞台でご披露致します。
大和楽「雪折竹」
うそのかたまり まことの情
つもる思いと つめたいと
更けゆく夜半につもる白雪
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愛しき方への思いを内に秘めて舞う舞踊です。
清元「四君子」
咲く梅が香も 手弱女(たおやめ)の
袂にかよう 都の春
大宮人もいとまあれや
たれが貢の数に積む
それは花のしめやかな
又この君と名づけしは
霜をも凌ぎ雪にも折れず
雲井に繁る 千代のかげ
竹の園生の 末永かれと
君が千歳を祝いける
實(げ)に佳色あり 御代春
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立方 |
櫻子・志乃 ことり・あやめ |
浄瑠璃 |
清元 延志佐 清丸・菊弥 |
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絵画の通言で梅竹菊蘭などの花々を言い、
都に春を告げる梅の花、凛として雪にも折れずたおやかな竹、野辺の黄金草ともいわれる菊の花、ひっそりと優しく咲く春欄、
そんな花々を絵画の中に取材して作られた清元四君子舞踊は凛として神前にささげる舞とした振り付けとなっております。
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後見 |
小蝶 |
振り付け |
藤間蝶 |
総合指導 |
清元 美多郎 |
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フォトギャラリー